成人部門
診療科

心臓血管外科

はじめに

当科は2017年5月から全く新しい体制にて診療を開始し、2023年4月で7年目を迎えます。当初はスタッフ3名での診療体制でしたが、2023年度は心臓血管外科修練指導医2名、専門医5名の専属スタッフに、適宜心臓血管外科志望の若手研修医、専攻医を追加した総勢7-8名に拡大しています。
新体制以降はチーム一丸となって診療にあたり、2019年(1月~12月)は当院開設以来(2006年)14年目にして最多の開心術症例数(187例)となり、以前にも増して満足のいく治療成績を残しております。2020年以降数年はコロナ禍で定期手術の停止やコロナ診療の応援などはありましたが緊急手術は年間を通して行えましたし、2023年はアフターコロナの状況となり、開心術症例数も2019年まで回復しております。
2022年のImpella導入に加え、2023年4月からはこの6年間の大動脈治療の実績を踏まえ、当科が県内で果たすべき役割をさらに拡大させるべき「ぱいかじ大動脈センター」を開設致しました。現在増設作業中のハイブリット手術室の完成を待って、2024年春からは沖縄県立病院では初となるTAVI、Mitraclipなども始動開始となり、今まで以上に幅広い循環器治療が県民の皆さまに提供出来るものと考えています。
引き続き手術をお受けになるすべての患者様に元気になって退院していただくことを目標とし、また不安を少しでも軽減し家族がより満足していただけるよう心の通った丁寧な治療を心がけ、心臓血管外科領域はもとよりハートチームとして更なる展望に邁進していきます。
地域の先生の方々、緊急症例であれば24時間365日、ホットライン(070-5814-9676)でいつでも対応しておりますし、診断・治療に難渋する症例でも全く構いませんので、どうぞお気軽に当科外来までご相談ください。当方にて積極的に検査等行い期待に添えるよう尽力してまいります。

  • 2023年度10月からの当科診療スタッフ

  • 当科紹介ビデオ
 

心臓血管外科の紹介

A.当科の特徴

当科の対象症例は多岐にわたり、弁膜症や冠動脈疾患を含む心臓疾患はもちろんのこと、膝下の末梢血管病変から大動脈解離などの大血管疾患までほぼすべての成人心臓血管外科疾患の治療にあたっております。その中でも当院の特徴としては、患者様のQOLを重視した低侵襲心臓手術(MICS: minimally invasive cardiac surgery)を積極的に行っております。

僧帽弁や大動脈弁疾患に留まらず、全国的にも導入施設の少ない大動脈疾患においても積極的に適応拡大しております。また放射線科との連携体制強化のもと、末梢血管に対して外科治療と血管内治療を同時に行うことで患者様への負担を軽減出来るHybrid治療にも力を入れており、腹部大動脈瘤や胸部大動脈瘤のステントグラフト内挿術も施行しています。
2022年からは本格的に心原性脳梗塞患者様に対する完全内視鏡下左心耳閉鎖術(ウルフオオツカ法/TT Maze法)を導入しています。心房細動に対する新たな外科治療として、全国的にも期待されている術式です。

低侵襲治療の一方で、致死率が高く難治性の高い大動脈食道瘻や透析・大動脈石灰化症例、高齢などに付随する高度僧帽弁輪石灰化症例、胸腹部大動脈瘤なども、諦めずに積極的に手術介入しています。また以前より行われていた大動脈弁閉鎖不全症に対する弁形成術や大動脈基部拡張症への自己弁温存基部置換術などは全国レベルの治療診療実績を残しておりますので、更に安定させていきます。

その他補助人工心臓や重症心不全などの特殊な疾患に対しては、以前は植込型補助人工心臓実施施設でありましたが、施設集約や人員配置の観点からも琉球大学を主としながら可能な限りで協力させていただく事が当院の役割と考えております。今後は植込型補助人工心臓管理施設として県全体の中での心不全治療の役割が果たせればと考えております。

最後に当院は沖縄県内数カ所に存在する心臓血管外科基幹施設の一つだけでなく、沖縄県立病院群心臓血管外科専門医養成プログラムの修練統括施設であります。臨床現場に力を入れるのは当然のこと、魅力ある心臓血管外科学を少しでも若手医師にふれてもらい、沖縄発世界レベルの心臓外科医の育成が責務かと考えます。それには学会活動、論文報告、臨床研究も必要不可欠で、急性大動脈解離の術前灌流障害合併症例に対する早期灌流による臓器救済システムの導入、出血傾向を有する症例でのnafamostat mesilate併用による体外循環の適応症例の拡大、開心術に対する左心耳閉鎖のマネジメントなど、新たに様々な臨床研究も着手しております。今後もチーム全体で積極的に行っていければと考えています。

B.外来診療体制

 
午前 開心術 心エコー専門外来
宗像・阿部
血管内治療外来
阿部・藤井
開心術 大動脈専門外来
宗像/山里・藤井・大山
午後 Hybrid治療 開心術 Hybrid治療

C.施設認定関係

診療実績

A.新体制以降の開心術件数の推移及びその早期成績


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B.2023年(1月~12月)の全開心術症例の報告

 

C.2017年4月以降の新たな取り組みとその結果

A.低侵襲心臓手術(MICS)の成績

大動脈弁置換術に関しては2015年より低侵襲心臓手術(MICS)を導入しておりましたが、更なる低侵襲治療を目指して2020年以降県内で初となる縫合手技の必要性が極力少ない新しい生体弁(Rapid deployment valve)や自動結紮器を採用ました。2022年度末までに30例以上の植え込み経験を有しており、多くの患者さまにその恩恵を受けていただいていると自負しております。また2018年からは僧帽弁に対する内視鏡補助下でのMICSも開始しております。今後も安定した成績が出せるよう更に努力いたします。
弓部大動脈置換術などの大動脈疾患に対しても、2018年からは症例に応じてMICSを積極的に導入しております。以前であれば解剖学的理由などから、ステントグラフト内挿術が困難なHigh risk症例はその治療自体を断念せざるを得ない状況でしたが、このMICS-大動脈はかかる患者様において非常に有用な治療選択枝の一つとなっています。
実際に入院期間は平均2週間前後、無輸血の症例も半数近くいる事からも、是非今まではあきらめていた症例においても治療可能な場合がありますので、ご紹介頂ければ期待に添えるよう尽力してまいります。MICS手術を希望される患者様がいましたら、まずは当方外来を受診して頂ければ幸いです。

  • 僧帽弁(MR)に対するMICS
  • 大血管疾患に対する低侵襲心臓手術(MICS)1
  • 大血管疾患に対する低侵襲心臓手術(MICS)2
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B.難治性の高い疾患/難易度の高い手術に対する積極的介入

いままでは外科治療適応外と考えていた症例、難治性の高い症例などに対しても、諦めずに治療介入しています。例えば全国的にも難治性の高い高度弁輪破壊を伴う大動脈基部膿瘍や二次性大動脈食道瘻に対しては、神戸大学での治療経験を基に当院にて積極的に手術加療していますし、僧帽弁輪石灰化を有する症例に対しても様々な工夫を行う事で合併症を減らす事に成功しています。
大動脈基部拡張症や大動脈弁閉鎖不全症に対しては、弁置換に頼らずに自己弁温存型の基部置換術や単独大動脈弁形成術などを積極的の導入しています。最大のメリットは抗凝固薬の服用が必要なくなる事で、当院では全国でも有数の症例数を経験しておりその早中期成績は満足いく結果が得られています。
若年者や出血トラブルを有する方には非常に有用と考えますので、新たに開設した心エコー専門医による「心エコー専門外来(毎週火曜)」にて積極的に検査等行います。

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  • 当院におけるRoot-Commando手術

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C.急性A型大動脈解離の手術成績とその向上に向けて

急性大動脈解離に対する治療は当科の得意とする分野のひとつであります。実際に神戸大学グループは全国に先駆けて合併症を有する急性大動脈解離症例に対する新たな手術戦略を試み、手術成績の向上を目指して日々精進しています。
当科の大動脈疾患に対する新たな取り組みとして2019年10月より決してあきらめない治療方針の下、心臓血管外科手術領域に特化した医師派遣型ドクターカー(Mobil CVS)の導入や、2023年4月より「ぱいかじ大動脈センター」を開設いたしました。
緊急疾患であれば24時間365日いつでも心臓外科医が直接対応いたしますし、毎週金曜日に大動脈専門外来を行っていますので、まずは御一報頂ければと思います。

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ぱいかじ大動脈センターホームページへ

Mobil CVSの運用成績:「地域連携だより」より 「ぱいかじ大動脈センター」解説のご報告

D.出血傾向や脳合併症を有する症例における開心術適応の拡大

10年以上におよぶ臨床経験と実験データーに基づき、出血のリスクがある症例でも我々神戸大学グループは体外循環方法を確立することで開心術術後の出血イベントを減らすことが出来ました。以前は感染性心内膜炎などの弁膜症に限定していた症例も、2018年度より人工血管置換術などの症例に適応拡大しており、さらに多くの症例で対応可能となっています。そのデーターは2021年に論文発表されていただきガイドラインの先をいく治療方針として、多くの全国学会でも発表報告しています。
また脳神経外科との連携体制の強化により、心原性脳梗塞症例に対する血栓吸引療法後のMICS+フサン併用体外循環法による早期血栓摘除術も積極的に行っております。適応で迷われた症例が御座いましたらまずはホットラインに連絡ください。全国に先駆けて当院でしか行えない治療を、提供致します。

 
  • Futhan症例の適応拡大
  • Futhan使用症例の適応拡大
 

E.完全内視鏡下での左心耳閉鎖、不整脈手術(ウルフ・オオツカ法/TT Maze法)の本格的導入

心原性脳梗塞(Cardiac stroke:CS)は脳梗塞全体の約20%を占め、その原因は心房細動(Af)が7割と最も多く、また左房内血栓の9割以上が左心耳内に発生します。当科では急性期C Sの左心耳血栓症に対する早期開心術に対して、上記メシル酸ナファモスタットを用いたヘパリン減量による体外循環により対応しておりますが、待機的治療が可能な患者様には低侵襲によるな完全内視鏡下左心耳閉鎖術及び肺静脈隔離術(ウルフ・オオツカ手術/TT maze法)を2022年度より本格的導入しています。
適応症例は心房細動を有する患者様の中で1.抗凝固療法が困難(出血性合併症、内服コンプライアンス、透析など) 2.塞栓症を繰り返す 3.アブレーション不成功症例などには非常に有用な治療ですので、外来までまずは御紹介頂ければ患者様、家族と十分に話合っていきます。

 

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  • 当院における完全内視鏡下手術


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F.冠動脈バイパス手術の手術成績:2023年

単独冠動脈バイパス術は2018年以降100%心拍動下で完遂しており、またMICS-CABGも導入していますので早期離床が可能です。吻合されたバイパス血管の早期開存率も2021年96%、2022年97%、2023年98%と満足いく結果でした。

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医師紹介

神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学教室と連携し、人員の確保や交流を行っております。

宗像 宏 (むなかた ひろし)

宗像 宏
職位 心臓血管外科 部長 / 施設修練責任者
出身大学 順天堂大学(2001年卒)
職歴 2001年4月~ 順天堂大学病院にて外科研修
2003年6月~ 神戸大学大学院医学系研究科呼吸循環器外科医員
2004年2月~ 沖縄県立那覇病院心臓血管外科常勤医師
2005年6月~ 神戸大学大学院医学系研究科呼吸循環器外科医員
2008年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学助教
2011年5月~ ドイツデュッセルドルフ大学心臓外科
リサーチ&クリニカルフェロー
2013年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター心臓血管外科
取得資格 医師免許(2001年)
医学博士(2011年、神戸大学:急性大動脈解離の脳合併症)
ドイツ医師免許(2012年、ノルトライン=ヴェストファーレン州)
日本外科学会専門医(2007年)、指導医(2016年)
日本心臓血管外科学会専門医(2009年)、国際会員(2013年)、修練指導医(2014年)、評議員(2020年)
専門分野 成人心臓血管外科全般
特に大動脈手術や弁形成術
コメント 私は神戸大学前大北教授の下で約8年間、その後ドイツで2年間心臓血管外科の専門領域を学び、2013年より当センターにて勤務しています。大好きな沖縄で一生懸命頑張っていきますので何卒よろしくお願いいたします。

阿部 陛之 (あべ のりゆき)

阿部 陛之
職位 心臓血管外科 副部長
出身大学 杏林大学(2006年卒)
職歴 2006年4月~ 北海道大学病院にて外科初期研修
2007年4月~ 函館中央病院にて外科初期研修
2008年4月~ 静岡市立静岡病院にて外科後期研修(心臓血管外科専攻)
2011年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
2015年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学 大学院、特定助教
2017年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
取得資格 医師免許(2006年)
医学博士(2021年、神戸大学:解離後のValve sparingの検討)
日本外科学会専門医(2013年)
日本心臓血管外科学会専門医(2016年)、修練指導医(2022年)
腹部ステントグラフト実施医(2013年)、指導医(2019年)
胸部ステントグラフト実施医(2013年)、指導医(2020年)
専門分野 成人心臓血管外科全般
特に大動脈手術、末梢血管、血管内治療
コメント いつも元気で高いモチベーションを持って、沖縄での仕事を行っていきたいと思います。他科とのチームワークでこれまでに学んできた知識と経験をもとに沖縄県民のために安全な医療を提供できるように頑張っていきます。

山里 隆浩 (やまざと たかひろ)

山里 隆浩
職位 心臓血管外科 医長
出身大学 琉球大学(2005年卒)
職歴 2005年4月~ 福岡新水巻病院にて外科初期研修
2008年4月~ 東京医療センターにて外科後期研修
2010年4月~ 福岡新水巻病院にて一般外科 医師
2011年4月~ 新武雄病院にて一般外科 医長
2012年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
2014年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学 大学院
2016年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
取得資格 医師免許(2005年)
医学博士(2018年、神戸大学:大動脈食道瘻の手術戦略)
日本外科学会専門医(2011年)
日本心臓血管外科学会専門医(2021年)
専門分野 成人心臓血管外科全般
コメント 私はもともと一般外科を専攻していましたが、生死に直結する心臓外科への憧憬を断ち切れず、一念発起し心臓外科へ進みました。新体制の心臓外科で心機一転頑張ります。

藤井 孝之 (ふじい たかゆき)

藤井 孝之
職位 心臓血管外科 医長
出身大学 琉球大学(2010年卒)
職歴 2010年4月~ 社会保険中京病院にて初期研修
2012年4月~ 社会保険中京病院にて外科後期研修
2015年4月~ 名古屋大学附属病院血管外科 医員
2016年4月~ 名古屋大学大学院医学系研究科血管外科学 大学院
2019年4月~ 名古屋第一赤十字病院 血管外科 医員
2021年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
取得資格 医師免許(2005年)
医学博士(2020年、名古屋大学:EVAR後の瘤径拡大発生の検討)
日本外科学会専門医(2016年)
日本心臓血管外科学会専門医(2022年)
腹部ステントグラフト実施医(2015年)、指導医(2018年)
胸部ステントグラフト実施医(2018年)
下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼実施医(2014年)
専門分野 大血管、閉塞性動脈硬化症
コメント 名古屋で血管外科医として研鑽を積んできましたが、その知識と技術を活かして沖縄の医療に貢献したいと思っています。よろしくお願いいたします。

大山 詔子 (おおやま のりこ)

大山 詔子
職位 心臓血管外科 医師
出身大学 産業医科大学(2014年卒)
職歴 2014年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センターにて初期研修
2016年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センターにて外科後期研修
2017年4月~ 神戸大学大学院医学研究科外科学講座心臓血管外科学 医員国内留学
2018年4月~ 沖縄県立八重山病院 一般外科研修
2019年4月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 心臓血管外科
取得資格 医師免許(2014年)
日本外科学会専門医(2021年)
日本心臓血管外科学会専門医(2023年)
専門分野 外科、成人心臓血管外科全般
コメント 患者様の笑顔を糧に日々研鑽して参ります。

ハートチーム 
伊東 風童 (いとう かざと)

大山 詔子
職位 生理検査室/循環器内科 医師
出身大学 金沢大学(2005年卒)
職歴 2005年4月~ 六甲アイランド病院 臨床研修医
2007年4月~ 六甲アイランド病院 麻酔科専攻医
2009年4月~ 大阪市立総合医療センター 循環器内科
2013年4月~ 城山病院 循環器科
2019年7月~ 米国コロンビア大学 循環器内科研究員
2021年10月~ 沖縄県立八重山病院 循環器内科
2023年5月~ 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 循環器内科
取得資格 医師免許(2005年)
麻酔科標榜医(2010年)
日本循環器学会循環器専門医(2019年)
日本超音波医学会超音波専門医(2017年)
日本心エコー図学会心エコー図専門医(2023年)
日本心エコー図学会S H D心エコー図認証医(2015年)
日本心血管インターベンション治療学会認定医(2017年)
日本内科学会内科認定医(2012年)
専門分野 心エコー図検査 弁膜症 心筋症 心不全
コメント 臨床に直結する心エコー図検査を心がけています.心雑音の原因精査から弁膜症の手術適応評価及び治療法選択まで,何でもお気軽にご紹介ください.国内外で学んだ知識と技術をもとに,循環器内科・心臓血管外科と手を取り合って皆様のお役に立ちたいと考えております。

テクニカルアドバイザー 
大北 裕 (おおきた ゆたか)

大北 裕
職位 テクニカルアドバイザー
出身大学 神戸大学(1978年卒)
職歴 1978年5月~ 天理よろづ相談所病院レジデント
1986年1月~ 英国国立心臓病院外科レジストラ
1989年1月~ 米国アラバマ大学心臓外科フェロー
1990年1月~ 天理よろづ相談所病院心臓血管外科
1993年9月~ 国立循環器病センター
1999年10月~ 神戸大学医学部外科学第二講座 教授
2018年4月~ 愛仁会高槻病院心臓・大血管センター長
2018年7月~ 沖縄県立南部医療センターこども医療センター 心臓血管外科
テクニカルアドバイザー 就任
取得資格 日本外科学会専門医・指導医
心臓血管外科専門医・修練指導医
循環器専門医

その他

A.心臓血管外科の日常

心臓血管外科のSNSも是非のぞいてみてください。

 

B.心臓血管外科医募集中

当科では専門医取得は必修で、神戸大学病院その他関連病院への国内研修や学位取得(社会人枠または大学院生)を目標とし、さらには海外有名施設(ドイツ、アメリカ、オーストラリア、その他アジア各国など)への留学も紹介可能です。
また心臓血管外科を希望する専攻医の先生で沖縄での心臓血管外科研修に興味がある方は、沖縄県立病院群心臓血管外科専門医養成プログラムを確認の上、是非下記メールまで連絡下さい!
楽しく時に厳しい環境ではあるものの、努力した分だけ得られるものを我々は提供できますので一緒に働きましょう。
http://cvs.umin.jp/new_spcl_doc/new_spcl_shisetsu2022.pdf

専攻医の募集要項はこちら

C.ハートチーム、循環器内科医急募!

当院は2023年度末のハイブリット手術室開設に伴い、TAVI/Mitraclipなど随時始動予定です。それに伴いハートチームの充実を目指して、急性期治療に興味のある循環器内科専門医(特にTAVR実施医資格保持者)を急募しています。首里城の麓で太陽に負けない情熱で熱くなりましょう。まずはご連絡をお待ちしてます。