診療の柱として一般整形外科・外傷・スポーツ障害・関節外科・脊椎外科・小児整形外科があります。
患者様の希望を第一に標準的治療指針に基づき、手術療法を行うか、保存療法(ギプスなど手術以外の方法)を行うか、患者様や保護者の方と十分相談し治療方針を決定します。
小児整形外科では、四肢の外傷はもとより先天性内反足や先天性股関節脱臼など先天性疾患の保存的または外科的治療、ペルテス病などの保存的治療や手術治療に対応可能です。
先天性内反足に対しては2008年よりPonseti法を導入。近年では、麻痺性内反凹足変形に対してギプス矯正を行っています。
先天性股関節脱臼の二次検診は超音波で行っており、2015年から乳児股関節エコー検診外来を開設して早期発見早期治療に努めています。
ダウン症児の環軸椎脱臼に対する固定術や骨形成不全症児の骨折変形防止のための手術、片側肥大症による脚長不等対して下肢成長調整手術にも取り組んでいます。
脳性麻痺の手術症例は多数あり、小児神経科医や小児麻酔医、理学療法士、生理検査技師、中部・南部療育医療センター2施設スタッフとの合同チームを編成して治療にあたります。
痙縮治療の有力な手段として米国で広く認められている選択的後根切断術を2000年11月より全国に先駆けて開始し、100人以上の脳性麻痺児で痙縮の改善を経験しています。
また、ボツリヌストキシン注射療法もリハビリ専門医に依頼して行っています。
2010年からは、バクロフェン髄注療法(ITB療法)を導入して、個々の症例に応じたオーダーメイドの痙縮治療を行っています。痙縮治療後の脳性麻痺児の下肢変形に対して筋解離術はもとより外反扁平足に対しても低侵襲手術として距骨下関節制動術を行っています。
四肢の外傷はもとより先天性内反足や先天性股関節脱臼など先天性疾患の保存的または外科的治療、ペルテス病などの保存的治療に対応可能です。先天性内反足に対しては2008年よりPonseti法を導入。近年では、内反凹足に対してギプス矯正を行っています。
先天性股関節脱臼の二次検診は超音波で行っており、2015年から乳児股関節エコー検診外来を開設して早期発見早期治療に努めています。
ダウン症児の環軸椎脱臼に対する固定術や骨形成不全症児の骨折変形防止のための手術、片側下肢短縮に対する脚延長術にも取り組んでいます。
脳性麻痺の手術症例は多数あり、小児神経科医や小児麻酔医、理学療法士、生理検査技師、中部療育医療センターと南部療育医療センターとの合同チームを編成して治療にあたります。
痙性治療の有力な手段として米国で広く認められている機能的脊髄後根切断術を2000年11月より全国に先駆けて開始し、100人以上の脳性麻痺児で痙性の改善を経験しています。また、ボツリヌス毒等注射療法もリハビリ専門医と連携し行っています。
2010年からは、バクロフェン髄注療法(ITB療法)を導入して、個々の症例に対応して痙縮治療を行っています。
CT、MRI、アンギオ、核医学検査、放射線治療
超音波検査(エコーによる乳児股関節検診を行っています)
性別 | 男 |
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職位 | 整形外科部長 |
出身大学 | 琉球大学 |
認定医・専門医など | 整形外科専門医(日本整形外科学会、日本専門医機構) 脊椎脊髄病医(日本整形外科学会) 脊椎脊髄外科指導医(日本脊椎脊髄病学会) |
専門分野 | 脊椎脊髄外科 |
性別 | 男 |
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職位 | 小児整形外科副部長 |
出身大学 | 自治医科大学 |
認定医・専門医など | 整形外科専門医(日本整形外科学会、日本専門医機構) 日本整形外科学会 運動器リハビリテーション医 |
専門分野 | 一般整形外科 小児整形外科 脳性麻痺の整形外科 足の外科 |
性別 | 男 |
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職位 | 整形外科医師 |
出身大学 | 日本大学 |
認定医・専門医など | 整形外科専門医(日本整形外科学会) |
専門分野 | 小児整形外科 スポーツ整形外科 関節鏡手術 足の外科 |
性別 | 女 |
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職位 | 整形外科医師 |
出身大学 | 奈良県立医科大学 |
認定医・専門医など | 整形外科専門医(日本整形外科学会) |
専門分野 | 一般整形外科 整形外科外傷・骨盤骨折など 2022年3月までリハビリ専門医取得研修のため出張中。 |
手術 | 2019年統計 | 成人 | 小児 |
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手術例 | 279例 | 77例 | |
入院 | 新規患者数 | 385 | |
平均患者数 | 19.2名 | ||
平均在院日数 | 16.95日 | ||
外来 | 患者総数 | 6,316名 | |
新患総数 | 588名 | ||
平均来者数 | 44.8名/日 |
項目 | 人数 |
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1・脳性麻痺 | |
脊髄硬膜内神経切断術 | 13 |
重症痙性麻痺治療薬髄腔内持続注入埋込型ポンプ設置 | 3 |
骨切り術(大腿) | 4 |
股関節周囲筋群切離 | 6 |
股関節内転筋切離術 | 6 |
腱切離術・腱切除術(関節鏡下含む) | 5 |
観血的関節制動術(足) | 1 |
骨盤骨切り術 | 1 |
2・先天性疾患 | |
先天性内反足アキレス腱切離術 | 4 |
関節脱臼観血的整復術(足) | |
先天性股関節脱臼関節造影・非観血的脱臼整復術 | 1 |
先天性股関節脱臼骨盤骨切り術後の抜釘 | 2 |
先天性筋性斜頚胸鎖乳突筋筋腹切離術 | 4 |
3・骨折観血的手術 | |
上腕骨骨折 | 3 |
大腿骨骨折 | 2 |
下腿骨骨折 | 1 |
骨折経皮的鋼線刺入固定術 | 4 |
脊椎固定術(後方又は後側方固定)(1椎間) | 1 |
非観血的整復術(大腿) | 1 |
抜釘術 | 4 |
4.感染 | |
関節炎清掃術 | 3 |
5.その他 | |
抜釘 | 4 |
ダウン症脊椎固定術(後方又は後側方固定)(1椎間) | |
脊椎骨(軟骨)組織採取術(試験切除)(棘突起) | |
筋炎手術(大腿筋) | |
合計 | 77 |
月曜から金曜日まで朝のカンファレンス・勉強会を行っています。
火曜日:抄読会
水曜日:リハビリカンファレンス