小児感染症内科からのお知らせ
予防接種の普及や公衆衛生の改善によって、こどもが感染症に罹る機会は減少しています。しかしながら、抗菌薬(抗生物質)の濫用に伴い出現している薬剤耐性菌や、再興感染症(はしかや風疹など)などの新たな脅威が出現しています。これらの問題から今のこどもたちと未来のこどもたちを守らなければなりません。
特に当院では、基礎疾患を抱えた子供たちや重症な疾患にかかってしまったこどもたちを感染症から守るために、最善で最適な医療を提供します。
当院は県内で唯一の「小児感染症専門研修施設」です。県立中部病院小児科と連携し、小児感染症学会認定の専門医を育成しています。また、「感染症内科」と密に連携、成人・小児の枠組みを越えて垣根のないグループ診療を実現しています。
感染症でお困りの症例がありましたら、ぜひご紹介ください。入院が必要な症例に関しては、他の専門科と連携し対応させていただきます。
紹介を迷うような症例に関しましては、地域連携室を通してご連絡いただければ個別に対応いたします。
地域連携室FAX番号:098-888-1212
認定医・専門医など | 日本小児科学会小児科専門医・指導医 インフェクションコントロールドクター(ICD) 小児感染症暫定指導医 |
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専門分野 | 小児感染症(外来・入院とも) 予防接種(小児・成人・海外渡航前など) 母子感染症(B型肝炎・CMV・トキソプラズマ・HSVなど) 感染管理・制御(院内感染対策・指定感染症など) 抗菌薬の適正使用(AST)活動 |