腎・リウマチ科からのお知らせ
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 腎リウマチ科は、沖縄県立病院が Nephrology Group として診療してきた、腎臓内科、膠原病内科、内分泌内科領域を中心に、多様な疾患を診療しております。
腎臓内科専門医指導医が2人、腎臓内科医が1人、リウマチ専門医指導医が1人常駐し、チームワークを大事にし、地域へ貢献し、先端医療をすぐに届けられるように切磋琢磨し、医学の進歩にも貢献できる科を目指しております。また、地域の皆様が安心して受診できるように、患者さん中心の医療を常に提供できるよう心がけております。
急性期の重症心血管疾患を中心に診療している当院の特徴を反映して、急性腎障害や、酸塩基や電解質異常のある症例を多数診療しております。
病歴や背景が複雑で、重篤な患者さんを診療することが多く、腎疾患の発見と診断、急性期治療、保存期診療、腎代替療法の選択、透析導入などの際に問題があってご紹介いただく患者さんを、他科と連携しながら診療しています。
また、維持透析関連の多様な合併症を治療することが多く、腹膜透析を導入できる体制も整っています。
特殊血液浄化症例が必要になる稀な症例も多く、病態惹起因子の除去や免疫調整療法も行っています。
当院は、母子医療センターとしての機能もあり、大人の腎疾患だけではなく、小児科・産婦人科とも連携し、胎生期の影響から終末期のケアまで配慮できる腎疾患診療を目指しております。
加えて、リウマチ部門では、自己免疫疾患を中心に診療し、難病に苦しむ方々に日進月歩の免疫関連治療をより早く届けられるよう努めています。
当科も、臨床教育の質を高めるよう研鑽し、後進の育成を行っております。
加えて、研究マインドを持った臨床家が、 臨床医療を行いながら、研究や発表を行っていくことを支援しています。
スムーズに研究ができるように電子カルテも整えております。
ワーク・ライフバランスを守りながらの診療を支援します。
当科に興味がある先生や、専修医の先生からの御連絡を心からお待ちしております。 私達は、患者を第一に考えながら、率先して学び、チームワークも重視できる人を求めております。
職位 | 腎・リウマチ科 部長 |
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出身大学 | 長崎大学 |
所属学会 | 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会認定内科医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本腎臓学会指導医 臨床疫学修士(公衆衛生大学院) 医学博士(大阪大学) |
専門分野 | 腎臓内科 内分泌内科/糖尿病 一般内科 公衆衛生 臨床疫学 |
職位 | 腎・リウマチ科 副部長 |
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出身大学 | 熊本大学 |
所属学会 | 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会認定内科医 日本リウマチ学会専門医・指導医 |
専門分野 | リウマチ膠原病 |
職位 | 腎・リウマチ科 医長 |
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出身大学 | 大阪医科大学 |
所属学会 | 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会認定内科医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本腎臓学会腎臓指導医 プライマリケア学会認定医指導医 |
専門分野 | 腎臓内科 膠原病内科 |
職位 | 腎・リウマチ科 医師 |
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出身大学 | 福岡大学 |
所属学会 | 日本内科学会認定内科医 |
専門分野 | 腎臓内科 |
年間480例程(2019年度)の入院患者さんを診療、50%は透析を含む腎疾患、30%はリウマチ膠原病関連疾患の患者さんです。
外来にて血液透析、血液濾過透析を延べ5700件程施行しています。検査件数は、腎生検は年間25例程、血液透析新規導入は年間40例程。
昨年の持続的緩徐式血液透析濾過は、年間延べ700件程、重症疾患患者の出張透析は年間延べ400件程、特殊血液浄化療法(血漿吸着療法, 白血球除去療法, 血漿交換療法, 二重濾過血漿分離交換法, LDL吸着療法, エンドトキシン吸着療法, 腹水濾過濃縮再静注法)は年間合計120件程です。
腹膜透析件数12例(2023 年度11月現在)、2020年度腹膜透析導入数9例。