Q & A

お問合せ

大動脈の病気に関する質問・疑問についてお気軽にお尋ねください。
下記のメールよりお問い合わせください。

親切・丁寧にお答えいたします。
また、よくある質問の一例をご紹介致します。


 
➤ どのくらいの大きさから大動脈瘤と診断されるのですか?どのくらいの大きさから大動脈瘤を診察してもらえるのですか?
一般的に大動脈瘤の診断は正常血管径の 1.5倍とされています。また、40mm以上の大動脈瘤は専門医の診察を受けた方がよいです。
➤ 大動脈瘤の診断を受けてから2年が経ちます。半年ごとにCT検査を受けていますが、毎回、「様子をみましょうね」と言われるのですが、不安です。どうしたらいいでしょうか?
まず、これまでの経過について担当医から十分に説明を受けてください。これまでの治療方針について不安や不満がある場合にはセカンドオピニオンとして受診して下さい。
➤ 45mmの大動脈瘤を指摘されました。クリニックの先生から血圧の薬をもらっていますが、血圧のコントロールはどうしたらいいですか?血圧をコントロールしていれば大動脈瘤は破裂しないのでしょうか?
大動脈瘤のある患者に対する血圧目標は 130/80mmHgが望ましいです。また、最近では家庭血圧を定義しており、自宅での管理を重要視しています。血圧がコントロールされていても大動脈瘤は破裂することがあります。専門医の診察を受けるようにしましょう。
➤ 5年前に人工血管の手術をしました。人工血管は劣化することはないのでしょうか?取り換える必要はないのでしょうか?
基本的に人工血管の耐久性は生涯問題ないため、再手術を必要とすることはありません。特殊な場合には再手術を必要とすることがあるため、術後も定期的に診察を受けるようにしましょう。
➤ 以前に診てもらった病院で手術はできないと言われました。非常に不安な毎日を過ごしています。何か方法はないのでしょうか?
担当医の説明で納得ができない場合にはセカンドピニオンとして他施設の意見を聞くことができます。また、大動脈瘤の治療として人工血管置換術やステントグラフト内挿術、ハイブリット手術などのさまざまな治療のオプションを持つ施設での説明を求めることが重要だと思われます。