腎臓内科からのお知らせ
沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 腎臓内科は、沖縄県立病院において Nephrology Group として診療してきた、腎臓内科、内分泌内科領域を中心に、膠原病疾患や糖尿病など多様な疾患を診療しています。
腎臓内科専門医指導医が2人(うち透析専門医指導医が1人、透析専門医が1人)、加えて腎臓内科医が2人常駐し、チームワークを大事にし、地域へ貢献し、先端医療をすぐに患者さんに届けられるように切磋琢磨を続け、医学の進歩にも貢献できる科を目指しております。また、地域の皆様が安心して受診できるように、患者さん中心の医療を常に提供できるよう、心がけております。
急性期の重症心血管疾患や脳血管疾患、免疫疾患などの急性期から慢性期の合併症を幅広く診療している当院の特徴と関連して、急性腎障害や、酸塩基や電解質異常等のある症例を多数診療しております。
病態が複雑で、重篤な患者さんを診療することも少なくありません。
腎疾患のフェーズとしても、腎疾患の発見と診断、急性期治療、保存期治療、腎代替療法の選択、透析導入、維持透析中の合併症治療など、多様な時期に起こる腎臓疾患を、他科と連携しながら診療しています。
また、維持透析患者さんの合併疾患を治療することも多いです。
血液透析だけでなく、腹膜透析を導入できる体制も整っています。
特殊血液浄化症例が必要になる稀な症例も多く、病態惹起因子の除去や免疫調整療法も行っています。
当院は、母子医療センターとしての機能もあり、大人の腎疾患だけではなく、小児科・産婦人科とも連携し、胎生期の影響から終末期のケアまで配慮できる腎疾患診療を目指しております。
年間300人程(2023年)の入院患者さんを担当、40%は透析を含む腎疾患、30%は感染症疾患、15%はリウマチ膠原病関連疾患、10%は内分泌疾患の患者さんでした。
2023年、新規入院患者数は1カ月あたり平均22人、新患外来患者数は1年間で424人、1カ月あたり35人を診療しました。1年あたりの総外来患者総数は、延べ5400人程、月に480人近くの外来患者を診察しています。
院外からの腎疾患紹介患者数は、2023年には197人、院内からの紹介患者数は259人でした。ここ5年間(2019年~2023年)では年間10~30名ほどの腎生検を行いました。
血液透析について、2023年には外来にて血液透析、血液濾過透析を、延べ5500件程施行しています。血液透析新規導入は年間10~30例程です。
当科は、臨床教育の質を高める工夫を続けながら、後進の育成に努めます。
加えて、研究マインドを持つ臨床医が、診療に携わりながら研究や発表を行うこと支援します。スムーズな研究のため、医療情報を収集しやすい環境を整えています。
ワーク・ライフバランスを守りながらの診療を支援します。
また、私達は、患者の安全と回復を重んじながら、率先して学び、チームワークも重視できる人を求めております。
当科に興味がある先生や、専修医の先生からの御連絡を心からお待ちしております。
職位 | 腎臓内科 部長 |
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出身大学 | 長崎大学 |
所属学会 | 日本内科学会総合内科専門医 日本内科学会認定内科医 日本腎臓学会腎臓専門医 日本腎臓学会指導医 臨床疫学修士(公衆衛生大学院) 医学博士(大阪大学) |
専門分野 | 腎臓内科 内分泌内科/糖尿病 一般内科 公衆衛生 臨床疫学 |
職位 | 腎臓内科 医師 |
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出身大学 | 福岡大学 |
所属学会 | 日本内科学会認定内科医 |
専門分野 | 腎臓内科 |
職位 | 腎臓内科 医師 |
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出身大学 | 琉球大学 |
所属学会 | 日本内科学会認定内科医 |
専門分野 | 腎臓内科 |