総合診療科

総合診療科後期研修プログラム

1.プログラムの目標

総合診療科後期研修プログラム_冊子
【総合診療専門研修プログラム】
プライマリ・ケアの研修を通して確かな医療倫理のもと患者中心・家族志向の医療、包括的で継続的な医療、地域のニーズに則した医療および保健・福祉へ協力できる全人的な「総合診療医」「家庭医」の育成が目的です。沖縄県には16の県立病院附属離島診療所があり、基本的にはこれら離島の診療に責任をもって携われる医師を育成するためのプログラムです。

【家庭医療専門研修プログラム「やーにんじゅ」 ※ 連動プログラム】 
本研修プログラムは「自分の家族や大切な方の身近な相談相手になれるよう、安全で連続性のある医療を提供する」といった理念を持っているため、沖縄の方言で「家族」を意味する「やーにんじゅ」をプログラム名に付けました。その理念の下、総合病院や診療所といったフィールドを問わず、幅広い職場環境において、臓器別ではない患者それぞれの背景を把握し理解したうえで診療する力を身に着け、実践できることを目標にしています。

2.プログラムの特徴

基本的臨床能力を身に付けるのは当然として、良質なプライマリケアを提供できるようジェネラリスト(総合する専門医)としての臨床能力を身に付ける。ここでいう臨床能力とはすべての医師が備えるべき診療能力、コミュニケーションやプロフェッショナリズムのみではなく、
1)患者中心・家族志向の医療を提供する
2)包括的で継続的な医療のことである。さらに一人医師としての離島診療が行えるために、救急医療に関しては北米ER型救急でトリアージと初期治療を学ぶ。専攻医研修には総合内科外来研修や皮膚科、精神科、整形外科などのローテート研修を行う。

3.指導医

外間 亮
ほかま りょう
プログラム統括責任者
救急・集中治療科医長
日本救急医学会救急科専門医
日本プライマリ・ケア連合学会認定医
日本プライマリ・ケア連合学会指導医
日本専門医機構 総合診療専門研修 特任指導医
日本内科学会認定内科医
日本内科学会JMECCインストラクター
救急医学会ICLS認定インストラクター・ディレクター
臨床研修指導医

4.研修内容

本プログラムでは、3年間の系統的研修を通じて、患者中心・家族志向の医療および包括的で継続的な医療を提供できる能力の習得を目指します。研修は以下の必須診療科と選択科で構成されます。
1.  総合診療研修Ⅰ(離島・へき地の診療所における外来・在宅・保健を中心)
2.  総合診療研修Ⅱ(病棟診療および内科系救急診療を中心)
3.  内科(12か月)
4.  小児科(3か月)
5.  救急科(3か月)
加えて、整形外科(3か月)および選択科で研修を行います。
 
家庭医療専門研修プログラム「やーにんじゅ」との連動プログラムでは、
総合診療プログラムに加えて、離島診療所での家庭医療専門研修を1年間
経験する必要があります。

5.獲得可能資格

総合診療専門医
家庭医(家庭医療専門研修プログラム連動あり)

6.連携施設及び科

  • 沖縄県立中部病院地域・救命救急科
  • 沖縄県立南部医療センター・こども医療センター付属の各離島診療所
  • 沖縄県立宮古病院
  • 沖縄県立八重山病院
  • CFMD家庭医療学レジデンシー・東京 (久地診療所/あさお診療所/生協浮間診療所/北足立生協診療所)

7.採用人数

毎年3名まで。

8.プログラム紹介動画