沖縄県立病院外科専門研修プログラム_冊子
外科の専攻医研修においては、離島で独り立ちして勤務できる医師を目標としており、日本外科学会専門医の資格取得が必須目標としている
初期研修が幅広く総合的な臨床経験を積む期間とすると、専攻医研修はサブスペシャリティーへの準備段階ともいえる過程において、専門医取得に必要な日本外科学会の定める到達目標3のレベルを経験することが必要な目標となる。
更に、外科専門医を土台にしたサブスペシャリティーの専門医を目指す先生方には目標に応じた研修内容の変更も考えられる。また、外科の専門医資格は目標としないが外科の基本的な手技の取得や経験を積みたいという場合でも、それに応じた症例を経験できるような体制を組み立てていく。
上田 真 (うえだ まこと) |
乳腺外科部長 日本外科学会外科専門医 超音波医学会専門医・指導医 乳癌学会専門医、がん治療認定医 マンモグラフィ読影医 |
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山里 隆浩 (やまざと たかひろ) |
日本心臓血管外科専門医 日本外科学会外科専門医・指導医 指導医講習会等の受講経験:有 第162回臨床研修指導医講習会(全国自病協・国診協主催令和4年度臨床研修指導医講習会) 神戸大学医学博士(2020年) |
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・沖縄県立中部病院 ・沖縄県立北部病院 ・沖縄県立宮古病院
・沖縄県立八重山病院 ・聖マリア病院 ・聖マリアンナ医科大学病院
一般外科の専攻医研修修了後にサブスペシャリティー分野の研修を行う場合は、離島勤務義務完了後に希望科の嘱託医として研修する進路がある。サブスペシャリティーの専門医、指導医を目標にする場合は他施設での研修も考慮する。
2名