小児腎臓内科

  1. 小児腎臓内科

特 色

患児のホスピタリゼーション(長期入院)を予防し、できるだけ外来でのセルフケアを促進できるよう、短期入院を心がけています。他の専門施設に比べ入院期間が平均3分の1と短いのが特徴です。
 

 

専攻医の1日

8:30 専攻医による病棟プレ回診
9:00 グループ回診
病棟処置、腎臓科外来、スタッフレクチャー等
※腎生検日は7時半より準備、8時半腎生検開始
14:30 カルテレビュー回診
外来症例提示とディスカッション
カンファレンスや学会発表の予演会
15:30 午後回診
17:00 当直申し送り

 

週間スケジュール

  午前 午後
腎臓専門外来 カルテレビュー、カンファレンス
腎臓専門外来(腎生検) カルテレビュー、カンファレンス
腎臓専門外来 カルテレビュー、カンファレンス
腎臓専門外来(腎生検) カルテレビュー、カンファレンス
腎臓専門外来 カルテレビュー、カンファレンス

 

指導医の体制

スタッフ2名
腎臓科外来は木曜日を除く月〜金の午前にあり、それぞれのスタッフ枠に新患紹介があればローテーション中の レジデントに割り当てスタッフと一緒に担当します。 また、ERに紹介された患者さんや他科からのコンサルト症例を一緒に担当します。
ローテーション中に各スタッフによるショートレクチャーを行っています。 適切な症例があれば小児科専門医取得のための論文発表指導を行っています(2019 年 1 例、2020 年 1 例、2023年2例)。


 

対応疾患

・急性、慢性腎炎(学校検尿異常を含む)
・ネフローゼ症候群(初発、他院からの転院)
・急性腎障害(急性血液浄化療法、緊急腹膜透析を含む)
・全身性エリテマトーデス(ループス腎炎)
・慢性腎臓病(CAKUT:先天性腎尿路奇形、維持透析、腎移植後管理など)
・急性尿細管間質性腎炎
・HUS(溶血性尿毒症症候群)、aHUS(非典型溶血性尿毒症症候群)など。
※泌尿器科関連疾患も小児泌尿器科医と連携して対応しています
※他科からのコンサルトを受け併診で対応しています(腎機能障害など)


 

診療実績

・経皮的腎生検 14例 (2023 年) ※年間15~20例前後
・ネフローゼ症候群新規 年間 4〜5 例
・難治性ネフローゼ症候群に対するリツキシマブ投与療法(新規導入) 年間 6〜7 例
・全身性エリテマトーデスに対するベリムマブ投与 年間 10 例
・腹膜透析療法 6 例 (2023 年新規導入2例含む)
・aHUS(加療中) 2 例 (2023 年)


 

スタッフ紹介

喜瀬 智郎(きせ ともお)

職位 小児腎臓内科部長
出身大学 広島大学(1995年卒)
認定医・専門医など 日本小児科学会専門医
日本腎臓学会専門医
日本腎臓学会指導医

上原 正嗣 (うえはら まさつぐ)

職位 小児腎臓内科医長
出身大学 琉球大学(2002年卒)
認定医・専門医など 日本小児科学会専門医

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